【Topics】令和4年度地域別最低賃金額改定の目安について

令和4年8月1日に開催された中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。

各都道府県の経済実態に応じ、全都道府県をA~Dの4ランクで分け、引き上げ額の目安が提示されています。

 

ランク 都道府県
A 埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
B

茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、

滋賀、京都、兵庫、広島

C

北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、

奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、福岡

D

青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、

愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、

鹿児島、沖縄

 

引き上げ額の目安は、Aランク31円、Bランク31円、Cランク30円、Dランク30円となっています。

 

今後は、各地方において審議を行い、各都道府県労働局長が決定することとなります。

仮に目安通りに引き上げが行われた場合の全国加重平均の上昇額は、過去最高額となる31円となります。

 

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