労務相談・労務監査
労働社会保険諸法令に関する事項及び労務管理等の相談、指導業務
賃金不払い残業や解雇、ハラスメントなど労働問題に関して労働者の関心は高まる一方です。
このような状況下で、企業のトップや人事総務担当者が労働法その他関連法規に無関心でいると、不用意な一言や誤った対応などにより、損害賠償請求や民事訴訟といった様々なトラブルを引き起こす可能性が高く、従業員のモチベーション低下、ブラック企業としての風評被害など、リスクを生じさせることとなります。
主なアドバイス内容
当法人の労務相談アドバイスの一例です。このほかにも対応いたしますので、詳細はご相談ください。
労働条件
（労働条件通知書など）
年金機構)の
調査対応
労務相談の基本料金（税別）
企業規模・内容により料金が異なります。
別途ご相談ください。
| 社員数 | 4人以下 | 5～9人 | 10～19人 | 20～29人 | 30～49人 | 50～69人 | 70～99人 | 100人以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額 | 20,000円 | 30,000円 | 40,000円 | 50,000円 | 60,000円 | 80,000円 | 100,000円 | 別途協議 |
労務監査・労務デューデリジェンス（労務DD）について
株式公開（IPO）の上場審査や企業の合併・買収（M&A） 、事業承継などにおいて、労働基準法など関係法令の遵守が重点確認項目とされるなど、企業経営において労務におけるコンプライアンス（法令遵守）の重要性が高まっています。
この監査では、会社の人事諸規程が労働法令に基づき適正であるか、割増賃金の計算と支払、各種協定書の締結や安全衛生管理体制の整備など実際の運用について、貴社の課題を明らかにしていきます。
実施の流れ
当法人では次のように労務監査を進めさせていただきます。(一例)
- 趣旨などの事前説明
- 規程類及び法定帳簿
などの提出依頼
- 監査の実施
- 担当役職者へヒアリング
- 監査報告書の作成
- 報告会の実施
- 必要様式等の提供
- 改善策のご提案
労務デューデリジェンスの項目
労務デューデリジェンスの項目として次のようなものがあります。(一例)
| 企業風土等 | 経営理念・社風・組織体制/権限 |
|---|---|
| 就業規則等の整備状況 | 雇用形態ごとの規則類の整備状況・周知方法・労働者代表の選出方法 |
| 労使協定、労働協約の締結 | 労使協定/労働協約の締結状況・労使協定/労働協約の遵守状況 |
| 雇用 | 労使協定/労働協約の遵守状況・雇用形態（正社員、契約社員、パートアルバイト等）の基準・出向要件/取り扱い・労働名簿等の整備・定年/高齢者雇用、障害者雇用等の状況・最低賃金 |
| 労働保険・社会保険の適用 | 労働保険/社会保険の適用状況・算定方法の正確性 |
| 労働時間 | 労動時間制度の実施状況(変形労働時間制や裁量労働時間制など)・時間外労働の実態(勤怠システムの運用、サービス残業の有無など労基法に照らして適切に処理されているか)・振替休日や代休の実施状況 |
| 休暇制度 | 年次有給休暇の取得状況/その他休暇の取得状況・産休/育児・介護休業制度の整備/実施状況 |
| 理監督者の区分 | 管理監督者の区分の適性(名ばかり管理職など) |
| 懲戒 | 懲戒処分の実施状況 |
| 解雇 | 解雇処分の実施状況 |
| 休職 | 休職状況・休職から復職プロセスの実施状況 |
| ハラスメント | セクハラ/パワハラなどの問題発生有無・ハラスメント教育の実施状況・苦情処理 |
| 安全衛生管理 | 安全衛生管理者等の選任状況・産業医の選任状況・安全衛生委員会等の実施状況・労働災害の発生状況・安全衛生教育の実施状況・健康診断・ストレスチェックや健康管理に関する運営状況 |
| 人事制度・賃金制度・退職金制度 | 人事制度の内容と実施状況、評価基準・人事考課の実施状況など・賃金計算の整備状況・人事考課と賃金との関連・賃金水準(最低賃金/同業種同職種などの賃金水準との妥当性など)・退職金制度の実施状況 |
規程や労使協定、労働契約書、法定帳簿等の確認及び内容を精査し、内容確認の結果、修正を要すると判断した場合、変更案をご提案いたします。
労務監査の基本料金
※実施内容やスケジュールを基にお見積り致します。
別途ご相談ください。
クラウド型労務管理システム（労務監査クラウド）
IPOやM＆Aの例にもあるように、企業の人に関わる労働環境への注目度は、年々増しています。
法令遵守は当たり前ですが、柔軟な働き方の推進、ワークライフマネジメントなど、人に関わる労働環境整備を高いレベルで兼ね備えている企業が求められています。
しかし、労務に関しては法定監査というものがないため、定期的に自主点検を行っている企業は少ないようです。
フクシマ社会保険労務士法人は、この自主点検に効果的なクラウド型のサービスを共同開発し提供しています。
フクシマの労務監査クラウドの特長
クラウドにより、拠点・部門間の共有や担当の社労士との診断結果の共有が可能です。
監査項目と対応関係法令
労務監査クラウドの監査項目（大分類）と対応関係法令は以下のとおりです。①～⑬の全項目で400項目以上となります。
お問い合わせ
フクシマ社会保険労務士法人は、長年の経験と裏打ちされた実績、数多い労務士による多面的なアプローチで、お客様をトータルサポートいたします。
ぜひ一度ご相談ください。
