【令和3年4月施行】対応はお済みですか?70歳までの就業機会確保の努力義務 ~「高年齢者活躍企業コンテスト」のご紹介~【令和3年4月施行】対応はお済みですか?70歳までの就業機会確保の努力義務
~「高年齢者活躍企業コンテスト」のご紹介~
投稿日:2021.12.15
高年齢者雇用安定法の改正
高年齢者が活躍できる環境の整備を目的として、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(高年齢者雇用安定法)の一部が改正され、令和3年4月1日から施行されています。
今回の改正は、個々の労働者の多様な特性やニーズを踏まえ、70歳までの就業機会の確保について、多様な選択肢を法制度上整え、事業主としていずれかの措置を制度化する努力義務が設けられたものです。(定年の70歳への引上げが義務付けられたものではありません。)
70歳までの就業機会確保の努力義務については、厚生労働省ホームページに、パンフレット、Q&Aなどが掲載されています。
高年齢者活躍企業コンテスト
現在、厚生労働省、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の共催で、令和4年度「高年齢者活躍企業コンテスト」の応募企業を募集されています。
締め切りは令和4年3月31日(木)です。
このコンテストは、高年齢者雇用の重要性についての理解の促進と、高年齢者がいきいき働くことができるようにするための創意工夫やアイデアの普及を目的に、毎年実施されているものです。
優秀な事例は来年10月に行われる表彰式で表彰される予定です。
募集する取り組み内容の例
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- 制度面の改善
定年制の廃止、定年年齢の延長、65歳を超える継続雇用制度の導入、創業支援等措置(70歳以上までの業務委託・社会貢献)の導入、賃金制度、人事評価制度の見直し、多様な勤務形態、短時間勤務制度の導入など - 意欲・能力の維持向上のための取り組み
高年齢者のモチベーション向上に向けた取り組み、役割等の明確化、技術・技能継承の仕組み、IT化へのフォロー、危険業務などからの業務転換、職場風土の改善、従業員の意識改革、新職場の創設・職務の開発、中高齢従業員向けの教育訓練など - 作業環境の改善、健康管理、安全衛生、福利厚生の取り組み
作業環境の改善、高齢化に伴う健康管理・メンタルヘルス対策の強化、高齢化に伴う安全衛生の取り組み、福利厚生の充実など
- 制度面の改善
応募資格
原則として企業からの応募で、高年齢者が65歳以上になっても働ける制度を導入していることなどが要件となります。 ※詳細は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構ホームページをご確認ください。
応募締め切り
令和4年3月31日(木)※当日消印有効
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